雷で壊れたAVアンプを買い替えよう
AVアンプがないと不便
雷サージでAVアンプのHDMIがいかれてしまったんで、自分の部屋での映像視聴ができなくなってしまい、まぁ不便な事この上ない。
なぜ不便かと言うと、入力するAV機器がまぁまぁたくさんあるから。
BD/HDDレコーダー,PS4,PS3,DVDプレーヤー, デスクトップPC2台…。
モニターは、PC用なのでそんなに入力持っていないし、映画やゲームはプロジェクタにも出したい。もちろん、音もそれなりに良くしたい。
となると、AVアンプに入力して出力って事になって、もう15年以上前からAVアンプで音と映像を入出力してます。
そういえば、以前の記事でモニターのHDMIは無事だったっと書いたのですが、結局モニターも一時的に映っただけで、その後ダメになってしまいました。
なので部屋の中で映像を見るにはプロジェクタを使うしかない状態に…。
(ちなみにHDMIはいかれてしまいましたが、ディスプレイポートとDVIは無事でした。)
まぁ、それでも何も映すものが無いわけじゃないので、一旦モニタは諦めてとりあえずAVアンプをなんとかすることに。
マランツ or デノン ?
AVアンプと言ってもメーカーもいっぱいあってどのメーカのどれにするかが悩みどころ。
ちなみに壊れてしまったのは、デノンのAVアンプ AVC-A11XV です。
もう結構長く使っていて、仕様としては古くなってましたね。
AVアンプとしては、まぁまぁのグレードの物だったので、作りはしっかりしていて良かったんですが…。
さすがに今回は、AVC-A11XV程の高級機は買えそうにないので、限られた予算の中で良さげなのをWEBの情報など頼りにちょちょっと探してみました。
マランツ NR1710
まず、候補として挙げたのがマランツの NR1710。
発売されたばかりの新機種で4Kやネットに対応していて、なおかつ気に入ったのコンパクトな事。AVC-A11XV と比べると高さが半分程度。
リビングに置けるデザインってだけあってコンパクトで見た目も良いです。
大きいアンプはリビングに置くとやっぱり存在が強すぎて圧迫感ありますもんね。
ちなみに私がコンパクトなのが良いと思ってるのは、置き場所が限られているってだけだったりしますけど…。
もちろん、電源とかその他諸々貧弱になっているので、アンプの基本性能としては落ちるとは思いますが…。その分、価格も半分以下です。
Marantz AVレシーバー Dolby Atmos Height Virtualizer/ブラック NR1710/FB |
デノン AVR-X2600HK
もう一つ同じような仕様でデノン AVR-X2600HK。
こちらも同じく発売されたばかり。仕様としてはマランツのNR1710より出力が少しだけ大きくてHDMIが2出力あります。
価格は、NR1710とほぼ同等。
大きさは、 AVC-A11XV と同等。高さは逆にちょっと高いくらい。
デザインは、デノンのAVアンプって感じですね。
最近のAVアンプは、大きな物でも割とシンプルなデザインなので昔ほど威圧感は感じなくなりました。ただ、その分、ちょっとメーカーごとの個性は無くなった気がします。
DENON AVサラウンドレシーバー 7.2ch Dolby Atmos Height Virtualizer/ミドルクラス ブラック AVRX2600HK |
どっちも ディーアンドエムホールディングス
とここまで見てよく似た仕様だねぇ~っと思うのは当然で、デノンもマランツも同じ ディーアンドエムホールディングス だったりするんですよね。以前は別々の会社でしたが一つの持ち株会社に移行して、同じ会社の中で別々のブランドとして運営されてます。
同じ会社なので同じクラスのアンプだとどうしてもほとんど同じような仕様になってくるのは仕方ないですね。実際部品とかソフトウェアは、結構共通化されていたりします。
ただ個人的には、ほぼ同じ仕様でもマランツとデノンではやっぱり違うと思ってます。関わっている技術者の音作りに対するポリシーの違いが出ている気がするんですよね。
デノンは 、AVC-A11XVを使っていたと上で書きましたが、 マランツも以前にAVアンプでは無いですが高級(?)コンポ的なのを使っていたことがあります。
コンポ的な物でしたけど、これがとても音が良かったんです。
AVC-A11XV の前にもデノンのAVアンプ使ってたことがあるんですが、それよりマランツのコンポの方が格段に音が良かったんです。
このコンポの影響でマランツには、すごくいいイメージがあるんですよね~。
NR1710とAVR-X2600HK機能比較
スペックを比較してみました。
NR1710 | AVR-X2600HK | |
定格出力 | フロント 50W+50W センター 50W サラウンド50W+50 W サラウンドバック/ハイト 50W+50W ( 8 Ω, 20 Hz – 20 kHz, THD 0.08 % ) | 95W+95W (8Ω,20Hz~20kHz, THD 0.08%, 2ch駆動 ) |
実用最大出力 | 100w (6 Ω, 1 kHz, THD 10% , 1ch駆動, JEITA) | 185W (6Ω、1kHz, THD 10%, 1ch駆動, JEITA) |
適合インピーダンス | 4 – 16Ω | 4~16Ω |
S/N比 | 98 dB (IHF-A, ダイレクトモード時 ) | 100dB (IHF-A, ダイレクトモード時 ) |
周波数特性 | 10 – 100 kHz ( +1, -3 dB, ダイレクトモード時 ) | 10Hz~100kHz (1, -3dB, ダイレクトモード時) |
HDMI端子 | 入力×8 (フロント×1を含む) 出力×1 | 入力×8 (フロント×1を含む) 出力×1 |
映像入力端子 | コンポーネント×2 コンポジット×3 | コンポジット × 2 コンポーネント入力 × 2 |
映像出力端子 | コンポーネント×1 コンポジット×1 | コンポジット出力 × 1 コンポーネント出力 × 1 |
音声入力端子 | アナログ×3 Phono(MM)×1 光デジタル×1 同軸デジタル×1 | アナログ音声入力 × 4 Phono入力(MM)×1 光デジタル入力 × 2 |
音声出力端子 | 2.2chプリアウト×1 ゾーンプリアウト×1 ヘッドホン×1 | サブウーハー プリアウト × 2 ゾーン プリアウト × 1 ヘッドホン× 1 |
その他の端子 | ネットワーク×1 USB(フロント)×1 セットアップマイク入力×1 Bluetooth/Wi-Fiアンテナ入力×2 FMアンテナ入力×1 AMアンテナ入力×1 マランツリモートバス(RC-5)入出力×1 DCトリガー出力×1 | ネットワーク×1 USB × 1(フロント) FMアンテナ端子 × 1 AMアンテナ端子 × 1 セットアップマイク入力 × 1 Bluetooth / Wi-Fiアンテナ入力 × 2 |
チューナー 受信周波数帯域 | FM: 76.0 – 95.0 MHz AM : 522 – 1629 kHz | FM: 76.0 – 95.0MHz AM: 522 – 1629kHz |
無線LAN (ネットワーク種類 / 周波数) | IEEE 802.11 a/b/g/n準拠 2.4 GHz, 5GHz | IEEE 802.11 a/b/g/n準拠 2.4GHz / 5GHz |
Bluetooth | バージョン 4.1 対応プロファイル A2DP 1.2、AVRCP 1.5 対応コーデック SBC 送信出力 / 通信距離 Class 1 / 約30 m(見通し距離) | バージョン 4.1 対応プロファイル A2DP 1.2、AVRCP 1.5 対応コーデック SBC 送信出力 / 通信距離 Class 1 / 約30 m(見通し距離) |
消費電力 | 250 W | 500W |
待機電力 | 0.2 W (通常スタンバイ) 0.5 W (CECスタンバイ) | 0.1W (通常スタンバイ) 0.5W (CEC スタンバイ) |
付属品 | かんたんスタートガイド リモコン(RC035SR) 単4形乾電池 × 2 セットアップマイク マイクスタンド ケーブルラベル FM室内アンテナ AMループアンテナ Bluetooth / Wi-Fiアンテナ×2 電源コード | かんたんスタートガイド リモコン 単4形乾電池 × 2 セットアップマイク マイクスタンド FM室内アンテナ AMループアンテナ Bluetooth / Wi-Fiアンテナ × 2 ケーブルラベル |
最大外形寸法 | W440 x H105 x D378 mm (ロッドアンテナを寝かせた場合) W440 x H175 x D378 mm (ロッドアンテナを立てた場合) | W434 × H237 × D341mm (アンテナを立てた場合) W434 × H167 × D341mm (アンテナを寝かせた場合) (フット、端子、つまみ含む) |
質量 | 8.4 kg | 9.5kg |
筐体が大きいだけあってデノンAVR-X2600HKの方が出力も大きくて、入出力端子も多いですね。実売価格も調べた時には、ほぼ同等か AVR-X2600HK の方がちょっとだけ安くなってました。
これだけ見ると価格がほぼ変わらず、スペック的にはデノンの方が少し良いですね。音は聞き比べられないので、どっちが良いとは言えませんが。
悩んだ末に…
スペックは、AVR-X2600HK の方がHDMI出力も2系統あって良かったのですが、置き場所のサイズを測ったらギリ入らないサイズ…。
そもそも今まで使っていた AVC-A11XV で高さがギリギリでした。
AVR-X2600HK は、 AVC-A11XV よりもちょっとだけ高さがあるので、そのままでは入りません。
結局、最終的にサイズが決め手になってマランツのNR1710にすることにしました。マランツの音の作りが結構好きだと言うのもありますので、スペックはちょっとだけ低いですが問題無いです。
後々、資金ができたらもうちょっと上のグレードのアンプを買って、NR1710はリビングに持って行こうかなって構想(妄想?)もあったりするんで、やっぱり小さくてすっきりしている方が良いかなってのもあります。
と言う事で無事にポチりました。
う~ん、またもや散財…。
Marantz AVレシーバー Dolby Atmos Height Virtualizer/ブラック NR1710/FB |